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2006年 02月 19日
すっごく好きな人が居ました。
その人は3つ年上で、津屋崎で働いていました。 あたしはいつでも会いたくて、いいよと言えば、仕事が終わってからでも週末そこまで会いに行っていました。 彼が福岡に住んでいた頃は、仕事柄何時に帰って来るか分からなくても、朝方まででも、近くのファミレスなんかで一人、ずっと待っていました。その待っている時間が、一番幸せな時間でした。 5年近く好きでした。でも、もう過去形みたいです。 2004年。2年前の夏、彼が店を辞めて『暫く大阪に行く』って言いました。『だけど年明け・・・1月には帰るから。帰ったら、おまえに連絡するよ』って。その言葉が嬉しかった。 彼には彼女はおらず、あたしの気持ちもずっと前から知って会ってくれていたので、不安すぎることはありませんでした。付き合っていたわけじゃないから、泣いたりしてたけど・・・。 あたしは相手を好きになったら、だんだんとその人の好みに変わってくるみたいです。そんなあたしを、彼は多分気に入ってくれていました。変わったら個性が無い!!って思われるかもだけど、自分でも気づかないうちに『かわいいあたしになりたい』って。 それほど大好きでした。長い間想ってました。 その年の10月、用事で一度彼が実家に帰ってきました。『会える??』って言われたけど、次の日仕事が早いので、残念ながら断りました。『ごめんね。じゃあまたね、連絡する!!』、『わかった』。 振り返ると、これが最後の会話でした。 2005年1月。彼から連絡はありません。帰ってくるのが延びたのかな・・・。 2月。まだ連絡はありません。 4月、7月、12月・・・。思い出すたびに、何度も何度も涙が溢れてきました。彼女でも出来たかな。そうならそう言って!!って、前から言ってたのに。じゃないとあたし、諦めつかないって。 何度も友達に『おまえソレ都合のいい女やん!』って笑われたから、あたしも『そうやねー!』って、取り敢えず笑い返してました。あたしにとっては、ホントは笑い事じゃ無かったんだけど。すっごく悲しかった。 結局。離れていったんだな、そう認めることが出来て、諦めがついたのは数ヶ月前のことでした。 もう昨日だけど、津屋崎へ行く道のり。 久しぶりに夜、一人での運転。時間が時間なだけに、そして偶然にも、車内に二人が好きなアーティストの歌が流れてきたので、忘れていた事を思い出してしまいました。 仕事が終わってこの時間、この道通って津屋崎のお店行ってたなぁ・・・あの人に会いに。 もう吹っ切れているのに・・・、ちょっぴり涙がこみ上げてきそうでした。 そんな道のりでした。 今は前に進めているはずです、あたし。
by never_gone49blue
| 2006-02-19 00:54
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